神奈川歯科大学同窓会新潟県支部 稲岡会
 平成19年度 第28回総会・学術講演会報告
 去る4月12日(土)越後湯沢「ホテル双葉」にて、稲岡会(神奈川歯科大同窓会新潟県支部)の総会が開催された。 平成19年度会務、会計報告に続いて中川支部長から支部長会議、代議員会報告があった。
 
総会後の学術講演会では、本学同窓会会長の大舘満先生をお招きし、「本部同窓会の現状」と題し、同窓会の現状と将来、大学との連携、そして母校の現状などについて御講演頂いた。
 続いて社会歯科学法医学分野教授の山田良広先生より、「北朝鮮拉致事件におけるDNA分析とは」と題し、拉致事件や昨今マスコミにて取り上げられている数々の事件を例に挙げ、法医学がどのような事件に関わり、また捜査協力を行っているのかを御講演頂いた。山田先生は、通常のDNA鑑定の他、ミトコンドリアDNAダイレクトシーケンス法を得意とされ、横田めぐみさんの遺骨の鑑定をはじめ、最近では「渋谷セレブ妻バラバラ殺人」「横須賀タクシー運転手刺殺事件」「スマトラ沖地震津波の身元確認」などを、どのような経緯で大学に依頼されるのか、また実際のDNA鑑定の進め方、鑑定結果の発表までを裏話・苦労話を含め説明頂いた。
 また、個人識別における歯科医の果たす役割、法歯学の重要性や警察協力医のとしての心構えや、対応なども詳しく御教え頂いた。

 同ホテル内での懇親会は3次会まで行われ、両先生には支部会員と一同窓会員として友好を深めて頂いた。そして、山田先生は日本に於ける法歯学の現状、特に関東以南の大学には法歯学教室が存在しない為、将来は全国に拡げるべく努力を惜しまないとの御決意を熱く語られ、閉会となった。大舘会長、山田先生には遠方にもかかわらずご来県頂き、貴重な御講演をして頂きました。この文面をおかりして新潟県支部同窓一同御礼申し上げます。
                                                            (報告:滝澤)
  
    
平成19年度第28回総会報告